感情転移を防ぐポイントは?
ふと気づいたんですが、今までの人生で好きになった人の何人かは感情転移だったんではないかと。
感情転移は、お医者さんや先生によく抱きがちなやつですね。
過去に抑圧された感情を親密な(と勘違いされがちな)関係に重ね合わせるというやつです。
タロットカードを並べている過程で気づきましたが、私の場合は「窮地を助けてくれた」というシチュエーションで転移が起こりやすいようです。
これは、おそらく苦しい状況で親にスルーされることによる痛手が残っていて(ウチの親は感情が読めないため)、その痛手を癒してくれる相手であると勘違いして、相手が好きだと勘違いしてしまっているのではないかと。
この転移は、「親に助けて欲しいけど満たされなかった」という感情が元になっているはずですが、最近「親に助けて欲しかった」という感情自体が雲散霧消しかけていて、それによって気づいたという感じです。
気づいてみるとあまりやりたくないなと。
治療上の転移はちょっと置いておいて、通常の恋愛関係における転移って、結局は相手のことを見ていないってことじゃないですか。
自分がそういう気持ちで好きになられたら、「私のことは別に好きじゃないよね」ってスルーすると思います。
ということで、感情転移を防ぐポイントを占ってみました。
画像の左側がアドバイスで右側が障害です。
- 承認欲求
アドバイス ペンタクルの7逆 心配、ビジネスにおける不安、損失が感情転移を防ぐ
障害 カップのエース逆 感情が弱ることによる価値の悪用が妨げになる
- 所属欲求
アドバイス カップの8逆 楽しさ、幸せになるために努力し続ける
障害 ペンタクルの3逆 契約が遅れることが妨げになる ← 分かりにくいが、治療者みたいな関係の人と会うとき、その場所で何をするのかを明確にしていないと転移が起こりやすいということではないかと
- 生理的欲求
アドバイス 20審判 心と身体が一緒に動く
障害 カップのナイト逆 怠惰、嘘
所属欲求の障害である「ペンタクルの3逆」が肝だと思いました。
助けてもらわなきゃいけない状況であっても転移が起こらないことは当然あって、転移が起こるのは、なんだかよく分からないけれども変な状況に巻き込まれて助けを求めざるを得ないような状況だった気がします。
最初に自分に何ができるのかという線引きがあれば感情転移は起こらないってことじゃないかな。
それから、感情転移というのは、現在が不幸であるため過去の幸せな状況を引っ張り出しているか、過去の不幸な状況の巻き返したいという面があるのではないかと感じました。なので、現在が幸せであるように動くのがいいんだろうと思います(所属欲求のアドバイス ペンタクルの7逆 心配、ビジネスにおける不安、損失が感情転移を防ぐ)。
また、感情を転移した相手との関係が壊れたときなどの損失をドライに計算することも必要だと思いました(承認欲求のアドバイス ペンタクルの7逆 心配、ビジネスにおける不安、損失が感情転移を防ぐ)。